郷者は名前を継ぐ事はないが、数字を示す「数紋」は継いでいく。
この紋は通常、代々受け継がれる場合が多い(今の10は市丸だが、過去には異なる名前の10番(例:重)がおり、同じ紋を使っていた、という事になる)。
数紋は各の持ち物や衣類に使用される。また、体の一部へ刺青することも決められている(顔が分からない死体を判別するために彫られたのが慣例となったらしい)。
刺青は例外を除き、生まれた時に施すのではなく、数を授かった時に刻む(なので、長となった者のみ、二つの数紋を体に刻んでいる)。
数紋の形状は漢字・記号など、一般的な紋と同じように様々な要素から作られている。ごく稀に新しい意匠に変更されることがあるが、通常は変更せずに使用している。